先日(2025/11/15)、相模湖の天狗岩さんでワカサギ電動リール(外部電源版)の実釣テストをしてきました!いくつか改善ポイントなどが見つかったのでレポートします。
結論から言うと、まだ実用レベルじゃありませんでした。ダメだなと思ったところトップ4を発表します。
- 船べりストップができない
- 巻き上げボタンの耐久性
- USBケーブルが短すぎる
- 突入電流問題
以下、順番に説明していきます。
1. 船べりストップができない
これ、外部電源化することで5Vになりモーターがパワーアップしたこともあって、けっこうキツイです。巻き上げ過ぎて穂先を壊してしまいそうです。
理由は3つあります。
- 巻き上げスピードが早すぎる(目測で止められない)
- パワフルすぎる1(船べり停止用のビーズでガイドが折れる)
- パワフルすぎる2(船べり停止しても、スプール底面とモーター軸の摩擦で発煙しちゃう)
単4電池2本で駆動していたときは船べりストップなんてなくても目押しで対応できていたのですが、今回は巻き上げスピードが早いので止められません。しかも、電源供給を止めても少し惰性で巻き上げ続けてしまうんですよね。。。上がってきたなと思ったら、もう巻き込んじゃってます。パワフルなんで、穂先もグルングルンです。
対策としてマイクロスイッチを接続することも考えたのですが、それをやると穂先の付近が大きくなって、頭でっかちになるんです。小型化ができないんだよなぁ。。。
電圧を落とすとか、スピードコントローラを噛ませるとかも考えられるんですが、どのみち部品が増えて小型化ができなくなるし、部品が増えるということは故障も増えるということに繋がります。
2. 巻き上げボタンの耐久性
今回は超小型のタクトスイッチを使っていたのですが1日で壊れました。耐久性がなさすぎる。。。調べてみると、このタイプのタクトスイッチは押しっぱなし用途には向かないようです。内部のバネが変形してしまい、すぐに壊れてしまうとのこと。。。
対策としては部品の置き換えになると思うのですが、たぶんデカくなります。これも小型化の阻害要因なんだよなぁ。
3. USBケーブルが短すぎる
1mもあれば十分でしょとか思っていたのですが、実際に使ってみると全然足りない。取り回しがやりにくくてやりにくくて。。。
対策としては単純にケーブルの長さを2mとかにすることですが、太いと重いし扱いづらいので、もっと細くて丈夫なやつにしないといけません。
4. 突入電流問題
モーターって、回転を始めるときにたくさん電流が流れるんですね。突入電流というそうです。最初にたくさん電流が流れてしまうので、USBのIFだと特に複数台を接続している場合は電流制限(2.1Aとか)に引っかかってシャットダウンされちゃう場合があります。
特に最近のモバイルバッテリーなんかは安全対策がしっかりされているので、そういう機能を歌っているモバイルバッテリーを使う必要があります。
最近はキャンセラーも出回っているので、それらを使用することで回避することはできます。
まとめ
ということで、外部電源版のワカサギ電動リールはいったんお蔵入りかなぁと。またいずれ引っ張り出して検討しようと思っています。
こう考えると、意外とダイソー電動消しゴムと一緒に使用するスタイルの方が完成度が断然に高いなと。。。













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