毎年、多くの方にご好評を頂いている、「ワカサギ電動リールモジュール」の2020年モデルのご紹介です。
ダイソーで販売されている電消しに取り付けることで、ワカサギ釣り用の電動リールとして使うことができます。電消し先端部のキャップを外して、このモジュールを少しひねり気味に差し込んでください。小型・軽量・シンプルなので、初心者の方やお子様でも直感的に扱うことができ、水没等の故障にも強いです。
コンセプト
私が作っているワカサギ電動リールのコンセプトは、「誰でもお手軽・カンタンに使えるワカサギ用電動リールを提供する」ということです。
ワカサギ釣りはファミリーで楽しまれることが多いレジャーですが、最近のワカサギ用の電動リールは手軽なものだとはとても思えません。例えば家族3名分の電動リールなどを揃えると、それだけで5万は超えてしまうのではないでしょうか?
また、水没も心配です。電子部品を多用しているため、湖に落としてしまうと一発で壊れてしまうこともあります。お子様に使わせる場合はなおさら心配です。
もちろんワカサギ釣りは手動のリールや手繰り(手ばね)竿でも楽しめますが、電動リールを使うことで楽しさは格段にアップします。何度も仕掛けを落としたり巻き上げたりするのが楽になるのはもちろん、巻き上げ時のバラシが激減することで数釣りができるようになります。
- 仕掛けをスムーズに落とせる
- 巻き上げが簡単
- 水没に強い
- 価格が安い
求めているのはこれだけです。そんな電動リールがないなら、自分で作ってしまおうと思いたち、自分でCADで設計、3Dプリンタで形にしたのがこのワカサギ用電動リールモジュールです。
主な仕様
基本的な機能は2019年までのモデルと変更はありません。ダイソーの電動字消しと組み合わせて使用しますし、ラインストッパーなども従来どおりです。対応する穂先径も変更ありません。
- 右手/左手兼用
- 軽量75g(モジュール+電消し)
- 単4電池2本使用
- マグネット式クラッチ
- 2ベアリングスプール
- ラインは0.4号で30m程度を巻くことが可能
- ラインストッパー3箇所
- 5mm径穂先対応 ・専用台座(脚)付き
- ロック機構によるカンタン脱着
2020年モデルでの主な変更点
ポイントは、電動字消しとの着脱が簡単・確実になったところです。
従来モデルでは単に差し込むだけだったため少しキツめな設計になっており、「固すぎる」という声もありました。2020年モデルではそこを少し緩めに設計するとともに、ロックする爪を追加することで、簡単・確実に着脱できるようになりました。
- モジュールに爪が付き、電動字消しとの着脱が簡単・確実になった
- スプールの軽量化(全体の軽量化)
- ネジの変更(鍋ネジ→皿ネジ)による背面の凹凸削減
取り付け・取り外し方法
電動字消しの先端のキャップをはずし、モジュールを少しひねり気味に差し込んでください。爪がじけしの溝にはまり、まっすぐに引っ張っただけでは抜けないようになります。
消しゴムや電池を交換するときなど取り外す必要があるときは、モジュールをひねってから引き抜いて下さい。爪がはずれて簡単に外すことができます。
別途必要なもの
モジュール以外に必要なものは従来と同じです。ダイソーの電動字消しは文房具売り場に置いてあります。
- ダイソー電動字消し + 替えゴム
- 単4電池2本
- ライン0.3~0.4号 20~30m
- 穂先 ※一般的なワカサギ電動リール用の元径5mmのもの
- 仕掛け
- おもり
注意点
- モジュールには、3Dプリンタ製品特有の細かい傷や汚れ、プリンタ積層痕があります
- 釣行時は、替えの電池およびゴムを複数持参してください
サポート
故障や部品の追加購入等については、お問い合わせフォームからご連絡ください。もし故障の場合、状態が確認できる写真等を添付いただければ、必要な部品を手配させていただきます。
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